【2025年最新】オンライン診療サービスおすすめ14選!導入するメリット・デメリットを詳しく解説
公開日: 2024.04.22
更新日: 2025.03.12

「おすすめのオンライン診療サービスは?」「オンライン診療サービスを導入するメリットは?」
このような疑問を持たれる医療機関は多いのではないでしょうか。
オンライン診療サービスとは、Web上で患者への診察や処方が行えるサービスのことです。
サービスを導入することで、患者の通院時間の削減や診療の継続、集患数の増加などメリットが豊富です。
本記事では、オンライン診療サービスの導入を検討している医療機関向けにおすすめのオンライン診療サービスを14選紹介します。
また、オンライン診療サービスの選び方やメリット・デメリットも解説するため、オンライン診療サービスの導入を検討している医療機関は参考にしてください。
なお、ファストドクターでは、夜間休日の往診を解消するために、現場を知る往診医やスタッフが往診・オンコールをワンストップで代行します。低コストかつ低リスクで24時間体制を貴院とともに作り上げ、切れ目のない医療の提供が可能となります。
提携医療機関数は641機関を突破しており、委託患者数は93,700人以上、5都市6医師会と契約を結んでいます。多くの医療機関で導入されている実績があり、提携後、離職率や働き方の改善を実感していただいております。
また、現在ファストドクターでは在宅医療を行う医療機関者様を対象に、無料トライアルを含めた特別キャンペーンを実施しています。夜間休日の往診やオンコールでお悩みの場合は、ぜひご相談ください。
オンライン診療サービスとは?
オンライン診療サービスとは、患者に対してWeb 上で診察や処方を行うサービスのことです。
近年のデジタル技術の発展に伴い、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを使うことで患者が自宅にいる状態での医療提供が可能となりました。
コロナ禍における規制緩和もありオンライン診療が注目を集め、現在では多くの医療機関がオンライン医療サービスの導入を進めています。
オンライン診療サービスを導入することで診察予約や問診、処方箋の発行などを患者が医療機関に訪れなくても行えるようになります。
おすすめのオンライン診療サービス14選
オンライン診療サービスを提供するおすすめの事業者を14選紹介します。
- CLINICSオンライン診療
- リモートドクター
- curon
- LINEドクター
- オンライン診療ソリューション
- ポケットドクター
- Door.into
- KAITOS
- YaDoc
- march
- PiCls On診
- Medibot診療
- CARADA オンライン診療
- LiveCallヘルスケア
- AIチャート byGMO
それぞれ、サービス内容やサポート内容が異なるため以下で詳細を確認していきます。
※情報はいずれも2025年3月時点のものです。詳細は各事業者にお問い合わせください。
CLINICSオンライン診療
運営会社 | 株式会社メドレー |
主なサービス | オンライン診療Web予約・問診 処方箋アップロード 受付管理 患者登録 スケジュール管理 |
利用料金 | 初期費用+月額費用※詳細は要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
CLINICSオンライン診療を導入することで、スマートフォンでWeb予約やオンライン診療での薬の受け渡しまでが簡単に行えます。
24時間いつでもアプリ上でオンライン診療サービスの予約が取れるため患者は仕事終わりや隙間時間に診療の予約をとれます。
また、メールアドレスが登録されていれば、予約前通知を送れるので患者が予約日を忘れる心配もありません。
オンライン診療の予約のしやすさやアプリの操作のしやすさを追求して患者ファーストのサービスを提供したい医療機関におすすめのオンライン医療サービスです。
リモートドクター
運営会社 | 株式会社アイソル |
主なサービス | オンライン予約・問診オンライン診療 |
利用料金 | ※要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
リモートドクターは、保険診療・自由診療に関わらず導入することでオンライン診察が可能となるオンライン診療サービスです。
専用のスマートフォンアプリが用意されており、患者が必要事項を入力するだけで簡単にオンライン診療が提供されます。
また、リモートドクターは医療機関が速やかにオンライン診療を開始出来るようオンライン診療の導入方法に関する情報提供を行っています。
はじめてオンライン診療サービスを導入する医療機関でも安心してスタートできるでしょう。
curon
運営会社 | 株式会社MICIN |
主なサービス | オンライン診療診察予約 問診 処方箋・薬の受け取り |
利用料金 | 初期費用・月額利用料が無料事務手数料4% |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン、スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
curonと提携することで、専用アプリを通して患者へのオンライン診療サービスの提供が可能となります。
パソコンとスマートフォンどちらのデバイスにも対応しており、患者が利用するデバイスに合わせたオンライン診療の提供が可能です。
curonは患者の費用面に負担がかからないように、利用手数料が1回あたり330円(税込)と格安となります。
また、保険診療の場合はオンライン上で保険証を提示すれば一部負担金のみの支払で良いため、患者の費用面に配慮しながらオンライン診療サービスを提供できるでしょう。
LINEドクター
運営会社 | LINEヘルスケア株式会社 |
主なサービス | オンライン予約・診療問診 |
利用料金 | Basic Plan:初期費用・月額固定費共に無料サービス利用料(決済金額の3.5%)のみ別途負担 |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
LINEドクターは患者がLINEを利用していれば簡単にオンライン診療を提供できるオンライン診療サービスです。
患者は、LINE通話を利用することで医師の診察・処方・薬の配送までをワンストップで簡単に受けられます。
LINEドクターの利用方法は、会員登録・診療受付・診療の3ステップのみです。
利用方法も簡単で、スマートフォンの利用に慣れていない方でも簡単にオンライン診療が受けられるため、導入することで集患につなげられるでしょう。
オンライン診療ソリューション
運営会社 | 富士通株式会社 |
主なサービス | オンライン予約オンライン問診 オンライン診療 |
利用料金 | 要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン、スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
オンライン診療ソリューションは富士通株式会社が運営するオンライン診療サービスです。
オンライン診療ソリューションの「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」を導入することで、オンライン診療の予約から会計まで全てを一括管理できます。
また、家族登録機能があるためスマートフォンを持たない家族に対してもオンライン診療の提供が可能です。
患者の家族がスマートフォンを持っていれば良いため、高齢者の方など病院に通いづらい方に対するオンライン診療の提供をしやすい点が特長です。
ポケットドクター
運営会社 | MRT株式会社 |
主なサービス | オンライン診療オンライン予約 予約リマインド通知 ヘルスケア機器連携 |
利用料金 | 初期費用+月額費用※要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン、スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
ポケットドクターは医療情報サービス事業を行うMRT株式会社が提供するオンライン診療サービスです。
ポケットドクターと提携することで患者に対してスマートフォンやタブレットで簡単にオンライン診療を提供できます。
また、ポケットドクターは医療機関向けの2ヶ月間の無料お試しプランを用意しています。
オンライン診療サービスの導入を検討しており、まずはお試しに取り入れてみたい医療機関におすすめです。
Door.
運営会社 | MRT株式会社 |
主なサービス | オンライン診療受診相談診察予約受診一覧管理 |
利用料金 | 初期費用・月額利用料:0円システム利用料:1診療ごとに300円(税抜) 決済手数料:請求額の4% |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
Door.は、操作性のシンプルさを追求したオンライン診療サービスです。
患者がはじめてサービスを利用する場合であっても、オンライン診療サービスを手軽に提供することができます。
また、導入のための初期費用や月額費用がかからない点もDoor.のメリットです。
低コストでオンライン診療サービスを導入したい医療機関におすすめです。
KAITOS
運営会社 | 東邦薬品株式会社 |
主なサービス | 医療機関・薬局検索オンライン予約・問診 オンライン診察 ビデオ通話による服薬指導 |
利用料金 | ※要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
通常、医療機関は営業時間外の予約対応ができない場合がほとんどですが、KAITOSを導入することで患者がいつでも予約可能となります。
日頃忙しく働く方にとって予約がとりやすい医療機関はとっても魅力的でしょう。
また、人手不足によって電話対応が難しい場合でもKAITOSを利用することで電話対応が不要となり医療機関の業務負担を軽減できます。
患者の予約の取りやすさ、業務負担の軽減を追求したい医療機関におすすめのオンライン診療サービスです。
YaDoc
運営会社 | 株式会社インテグリティ・ヘルスケア |
主なサービス | オンライン診療オンライン予約 オンライン決済 服薬指導 |
利用料金 | 月額33,000円(税込) |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン、スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
YaDocは、かかりつけの医師と患者の双方向コミュニケーションのサポートを重視しているオンライン診療サービスです。
オンライン診療であっても医療の質を高められるように、生活記録・バイタルを可視化するモニタリング機能が搭載されています。
また、はじめてオンライン診療サービスを導入する医療機関でもスムーズなオンライン医療が提供できるよう充実した支援を行なっています。
不安なくスムーズにオンライン診療サービスを導入したい医療機関におすすめです。
march
運営会社 | 株式会社Wrust |
主なサービス | オンライン診療オンライン予約 オンライン決済 |
利用料金 | 料金:月額19,800円~ 初期費用なし |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
marchのオンライン診療サービスは、患者がLINEを使って予約、事前問診、診療、そして決済まで全てのプロセスを簡単に完了できるように設計されています。
患者の利便性を重視したサービスとなっており、難しい設定をしなくてもオンライン診療を受けやすいかたちとなっています。
また、marchのオンライン診療サービスは広告の効果を測定し患者の行動を分析する機能を搭載しています。
そのため、効果的なマーケティング戦略を実現し、患者の数を増やし、成約率を向上させることも可能です。
PiCls On診
運営会社 | 株式会社ファインデックス |
主なサービス | オンライン診療診察予約 問診 処方箋・薬の受け取り |
利用料金 | ※要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
PiCls On診が提供するオンライン診療サービスは従来の電子カルテシステムと連動し、クラウド上で統合管理が可能な大規模病院向けのシステムです。
院内の予約患者情報と同様に、オンラインでの診療患者の情報も一元化して表示でき、診療手続きが円滑に進むよう支援します。
また、専用のクラウドサーバーを使用することで、1つの医療機関で同時に100を超えるオンライン診療を管理できます。
これにより、受診手続きから診察、会計、そして薬の受け取りまでをすべてオンラインでシームレスに実行できるようになります。
Medibot診療
運営会社 | 株式会社ソラリウ |
主なサービス | オンライン診療診察予約 問診 処方箋・薬の受け取り |
利用料金 | ※要問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
Medibot診療は診療収益を向上させるための機能を豊富に取り揃えたLINE特化型のオンライン診療サービスです。
予約、事前問診、診療、そして決済のすべてのステップをLINE上で簡単に完結できます。
さらに、マーケティングを自動化する機能が実装されており、広告効果を詳しく測定したり、患者の行動を分析することでより効果的な患者誘導を構築することが可能です。
LINEのチャット機能を活用し、ボットによる自動応答を利用することでスタッフが直接対応しなければならない問い合わせだけに集中でき、業務の負荷の軽減にもつながります。
CARADA オンライン診療
運営会社 | 株式会社カラダメディカ |
主なサービス | オンライン診療診察予約 問診 処方箋・薬の受け取り |
利用料金 | ※要お問い合わせ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
CARADA健康相談が提供するオンライン診療サービスは、視覚的にも分かりやすいデザインで誰でも直感的に操作が可能な点が特徴です。
患者向けの使い方ガイドや説明資料も用意されているため、オンライン診療を初めて利用する方でも抵抗なく利用できます。
また、カレンダーでの予約や診療を忘れないようにするための通知機能、医療関係者と患者の両方に向けたアラート、ビデオ通話機能、オンライン決済機能、薬や処方箋の配送サービスなど、オンライン診療で必要になる多様な機能が備わっています。
AIチャート byGMO
運営会社 | GMOヘルステック株式会社 |
主なサービス | オンライン診療診察予約 問診 処方箋・薬の受け取り |
利用料金 | 月額利用料0円、初期導入費用なし、クレジットカード決済手数料2%~ |
お薬の処方 | 有り |
対応デバイス | パソコン スマートフォン |
アプリの有無 | 有り |
GMOが提供するAIチャートは、予約管理、受付、WEB問診、オンライン診療、決済機能をシステム上で一つにまとめているため運用がとても効率的です。
また、「GMOクリニック・マップ」というクリニック検索・予約サービスと連携しており、スケジュール管理もAIチャートカレンダーによりシームレスに行えます。
また、LINEやSMSを利用した患者呼び出し通知機能やオンライン診療機能が標準で搭載されています。
初期費用や月額利用料が無料で、クレジットカードの決済手数料だけで利用可能なため、コスト面でも優れています。
オンライン診療サービスを選ぶ際のポイント
医療機関にオンライン診療サービスを導入する際はサービスの使いやすさなど、患者がサービスを使いやすいか配慮が必要です。
ここでは、医療機関がオンライン診療サービスを導入する際のポイントとして以下の3つを紹介します。
- スマートフォンに対応しているか
- システムは使いやすいか
- 薬の処方に対応しているか
- オンライン問診可能か
- スマホアプリに対応しているか
それぞれのポイントを理解してオンライン診療サービスの導入を検討しましょう。
ポイント①:スマートフォンに対応しているか
オンライン診療サービスの導入を検討する際は、サービス会社のスマートフォン・タブレット端末の有無を確認してください。
スマートフォンに対応していないオンライン診療サービスの場合、患者は診療を受けるためにパソコンを用意しなければなりません。
総務省が行ったデジタル活用の現状調査によると、スマートフォンの普及は全世帯の9割近くまで普及しているのに対してパソコンの普及率は約7割、タブレット端末の普及率は約4割にとどまっていることが報告されています。
(引用:総務省「国民生活におけるデジタル活用の現状と課題」)
この現状から考えると、スマートフォンに対応していないオンライン診療サービスであると、患者が気軽に予約したり受診したりするのが難しくなります。
その結果、医療機関への集患が難しくなるためスマートフォンに対応したサービスの導入がポイントとなるのです。
ポイント②:システムは使いやすいか
オンライン診療サービスを導入する際は、システムの使いやすさも重要なポイントです。
オンライン診療サービスを利用する患者は、日頃からデジタルデバイスを使い慣れた方ばかりではありません。
そのため、高齢者の方など日頃デジタルデバイスを使い慣れていない人でも簡単に利用できるシステムの導入が大切です。
オンライン診療の予約や診察が手軽に行えるオンライン診療サービスを導入することで患者の満足度が高まります。
ポイント③:薬の処方に対応しているか
オンライン診療サービスによっては、薬の処方に対応している場合もあります。
薬の処方を行うサービスであれば、患者が自宅から出ることなく薬を受け取れるため満足度を高められます。
手厚いサービス提供により患者の満足度を高められれば、継続的な受診につながるのです。
患者の満足度を高めるためにもオンライン診療サービスを導入する際は薬の処方に対応しているか確認してください。
ポイント④:オンライン問診可能か
オンライン診療サービスでは、オンライン問診が可能かどうかを確認することも重要です。
オンライン問診が可能なサービスを導入することで、患者は事前に症状を入力し、医師に情報を伝えることができます。
これにより、医療機関に来院後の問診票の記入時間も短縮されるためスムーズな診察を提供することが可能となります。
ポイント⑤:スマホアプリに対応しているか
スマホアプリに対応しているオンライン診療サービスを選ぶことで、診療をより便利に提供することができます。
スマホアプリ対応のオンライン診療サービスは、スマートフォンさえあれば患者はどこからでも診療が受けられるため、忙しい人や移動が難しい人にとって非常に便利です。
患者がスマートフォンから気軽に診察を受けられるようにスマホアプリ対応の有無を確認し、最適なオンライン診療サービスを導入しましょう。
オンライン診療を導入するメリット
医療機関がオンライン診療を導入するメリットは以下の3つがあります。
・院内感染のリスクを減らせる
・集患につなげやすくなる
・診療を継続しやすくなる
オンライン診療を導入した際のメリットを確認していきます。
院内感染のリスクを減らせる
オンライン診療サービスを導入することで、患者が自宅にいながら診察を行えます。
そのため、インフルエンザなどの院内感染の可能性が高い疾患の感染リスクを減らせます。
オンライン診療を導入することで高齢者や小さな子どもなど免疫力の弱い方でも院内感染の心配なく診察を行え、患者の満足度を高められます。
集患につなげやすくなる
オンライン診療サービスを導入することで、医療機関までの来院の手間を省くことができます。
また、地域にとらわれずに診療を提供できるため、日頃通うことができない地域の患者の診察が可能になります。
オンライン診療サービスを導入することで、医療機関の場所にとらわれず幅広い地域の患者の診察が行えるため集患につなげやすくなるのです。
診療を継続しやすくなる
オンライン診療サービスを利用することで患者の医療継続率が高まります。
例えば、日頃忙しく働くサラリーマンの方でも仕事の休み時間を利用した診療が可能となります。
また、足が不自由な方や症状が重く来院が難しい方でもオンラインであれば自宅で診察を受けることが可能です。
このようにオンライン診療サービスを導入することで患者が診療を受けやすくなる点も大きなメリットでしょう。
オンライン診療を導入するデメリット
オンライン診療サービスの導入には、メリットだけでなく以下のデメリットもあるため注意が必要です。
- 手数料が発生する
- 患者や医師がシステムに慣れる必要がある
- システムトラブルの際に利用できない
- 対面診療に比べて患者の症状について得られる情報が限られる
デメリットを踏まえたうえでサービスの導入を検討してください。
手数料が発生する
オンライン診療サービスを導入すると、システム利用のための手数料が発生します。
そのため、医療機関に来院して診療を受けるよりも患者が支払う費用が割高になる場合があります。
患者によっては、追加で必要な手数料をネガティブに捉えられる場合があります。
患者や医師がシステムに慣れる必要がある
オンライン診療サービスは自宅にいながら診療が受けられるため便利である反面、患者や医師がデジタルツールに慣れていなければなりません。
特に、高齢者の患者など、日頃デジタルデバイスを利用していない方はシステムの使い方が分からずに利用できない可能性もあります。
また、システムを取り扱う医師もスムーズな診療ができるように、研修などを取り入れてシステムの使用方法をよく理解することが求められます。
オンライン診療サービスは患者・医師共にシステムの利用に慣れなければならない手間がネガティブに捉えられることがあります。
システムトラブルの際に利用できない
オンライン診療サービスはWeb通信を介して診療を行うためシステムトラブルが発生すると診療ができなくなります。
例えば、音声は聞こえるものの画面は映らないといったトラブルが発生する恐れがあります。
Web上で診療予約をしたのに、満足できる診察が受けられなかったという事態が発生するリスクがある点もオンライン診療のデメリットといえるでしょう。
対面診療に比べて患者の症状について得られる情報が限られる
オンライン診療では、医師が直接患者に触れて診断することができません。そのため、症状や体調の変化を十分に把握するのが難しい場合があります。
例えば、皮膚の変化や腫れ、心音、呼吸音を聴診器で確認することができないため、対面診療と比較して得られる情報は限られます。
また、患者が自身の症状を正確に伝えることが求められるため、コミュニケーションの不備によって誤診のリスクも高まるため注意が必要です。
オンライン診療サービスの導入にかかる費用の目安
オンライン診療システムの導入費用は、システムの種類や規模、機能によって大きく異なります。
基本的なビデオ通話機能のみを提供する場合は数十万円程度で導入することが可能ですが、予約管理や電子カルテとの連携、セキュリティ対策を強化したシステムを構築する場合は、数百万円以上の予算が必要となることもあります。
また、運用コストも考慮に入れる必要もあり、費用対効果を検討して導入することが大切です。
オンライン診療サービスに関するよくある質問
オンライン診療サービスを初めて導入する際はサービスに関して様々な疑問や悩みが生じることでしょう。
ここでは、オンライン診療サービスに関するよくある質問を2つ紹介します。
オンライン診療サービスの導入手順はどうなっていますか?
医療機関で独自にオンライン診療サービスを導入する場合は以下の設備を整える必要があります。
- パソコンやスマートフォンなどの通信機器
- カメラやマイクなどの音声・映像機器
- インターネット環境
- オンライン診療用のアプリ・システム
- 厚生局へ提出する届出書類
医療保険の利用はできますか?
オンライン診療サービスは、医療保険の利用が可能です。
公的医療保険が適用される診療に関して支払う診療費用は原則1〜3割負担となります。
ただし、医療保険が適用されない自由治療に含まれる診療は自己負担金が10割となるため患者には事前説明が必要です。
オンライン診療サービスを導入して患者の満足度を高めましょう
医療現場にオンライン診療サービスを導入することで患者は自宅からの診療が可能となります。
また、診療が継続しやすくなり患者の満足度が高まれば医療機関の評判が良くなり集患につながることでしょう。
医療機関にとっても予約対応が不要となるなど業務の効率化が期待できます。
オンライン診療サービスを導入していない医療機関は導入を検討してください。
なお、ファストドクターでは、夜間休日の往診を解消するために、現場を知る往診医やスタッフが往診・オンコールをワンストップで代行します。低コストかつ低リスクで24時間体制を貴院とともに作り上げ、切れ目のない医療の提供が可能となります。
提携医療機関数は641機関を突破しており、委託患者数は93,700人以上、5都市6医師会と契約を結んでいます。多くの医療機関で導入されている実績があり、提携後、離職率や働き方の改善を実感していただいております。
また、現在ファストドクターでは在宅医療を行う医療機関者様を対象に、無料トライアルを含めた特別キャンペーンを実施しています。夜間休日の往診やオンコールでお悩みの場合は、ぜひご相談ください。