“誠実な医療”を支える信頼のパートナー~開業時からファストドクターで夜間・休日の安心を実現~
2025.06.15
2025.06.15


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はしもとホームケアクリニック小岩は、東京都葛飾区に拠点を置く、拠点地域に根差した訪問診療専門クリニックです。開業当初からファストドクターを導入し、質の高い在宅医療体制を構築しています。
今回は「はしもとホームケアクリニック小岩」院長である橋本充弘さまに、導入の決め手やサービス導入の経緯など、さまざまなお話を伺いました。
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Q. はしもとホームケアクリニック小岩の特徴を教えていただけますでしょうか?
はしもとホームケアクリニック小岩 院長 橋本充弘さま(以下、橋本さま):
当診療所は開業から約9ヶ月、まだ1年にも満たない、新しいクリニックです。当初から、地域の患者様や連携機関の皆さま、そして誠実に頑張っているスタッフに支えられながら、日々診療にあたっています。
特徴としては、やはりスタッフの質の高さと地域との関係性でしょうか。患者様一人ひとりに誠実に向き合うこと、そして地域の訪問看護ステーションやケアマネジャーさんたちとの、昔から続く切れ目のない連携を大切にしています。
この連携があるからこそ、患者様や御家族に喜んで頂ける在宅医療を提供できていると考えています。
Q. 開業されるに至った経緯や、そこに込められた思いについてお聞かせください。

橋本さま:
患者様とスタッフを第一に考えた医療を提供したいという思いから、この地域で開業することを決意しました。
以前は、とある医療法人に長年勤務していましたが、組織が大きくなると、経営の方針と自分の思いとの間にギャップが生まれどんどん大きくなって行きました。
患者数や売り上げも大事ですが、それより一人一人の患者さんに一生懸命誠実に向き合う方が楽しく、その様な仕事を続けていくには、自らクリニックを立ち上げるしかないと思ったからです。
Q. 開業当初からファストドクターを導入されていますが、導入の背景にはどのような課題がありましたか?
橋本さま:
ファストドクターは開業当初から導入したので、導入前の課題はありません。しかし、以前の法人で痛感していた、夜間・休日の対応の課題解決が必要だと考えていました。
以前の法人では、アルバイト医師による当直体制に問題が多く、往診依頼があっても電話対応だけで済ますケースが後を絶ちませんでした。
例えば「熱がある」という患者様からの連絡に「解熱剤飲んで様子見てください」という指示のみ。それで、翌日肺炎になって救急搬送という事態が度々あったのです。
こうした診察なしの判断や責任感の欠如した対応は、患者様、連携機関、そしてスタッフにとっても、とても残念なことでした。そのため、夜間・休日の対応の問題解決が開業の絶対条件だと考え、ファストドクターを導入したのです。
Q. 数あるサービスの中から、ファストドクターを選ばれた「決め手」は何だったのでしょうか?

橋本さま:
決め手の一つは、以前にファストドクターの立ち上げに関わった先生と、偶然同じ職場で一緒に仕事をしたことです。
当時は、まだファストドクターは殆ど知られていませんでしたが、先生の仕事ぶりに感銘を受けました。整形外科医でありながら、内科や精神科の薬まで非常に詳しく、とにかく丁寧で質の高い診療をされていたのです。
ほかの医師が対応をためらう患者様にも「私が診ますよ」と率先して引き受ける姿は、医師として本当にすばらしいと思いました。
ですから「あのすばらしい先生が関わっているなら、きっと信頼できるサービスに違いない」と強く感じました。
この個人的な信頼感が、ファストドクターを選ぶうえでの大きな決め手です。
Q. 個人的な信頼感に加え、決め手となった点は、ほかにもありますか?

橋本さま:
もう一つの大きな決め手は、コロナ禍でのファストドクターの真摯で頼りになる対応です。
多くの医療機関が対応に躊躇していたコロナ禍の状況でも、ファストドクターはリスクを恐れず、最前線で動いている姿を目の当たりにし、「このサービスは本当に信頼できる」と確信しました。
この経験が、ファストドクターを選ぶ大きな決め手となりました。
Q. 実際にファストドクターを導入されて、どのようなメリットを感じていますか?
橋本さま:
予想以上にすばらしく、本当にメリットばかりです。
まず、往診の質が非常に高いことです。診察は丁寧で判断も的確であり、説明もわかりやすいと患者様やご家族様から嬉しい声をいただいています。
次に、些細な訴えにも必ず往診に来てくれる姿勢です。これは本当にありがたいことです。「親切だった」という声ばかりでクレームもなく、しっかり診てくれるので、とても安心できます。
さらに、点滴や注射など必要な処置を「ここまでやってくれるんだ」というレベルで、しっかり対応してくれるところも大きなメリットです。正直、「こんなに良くしてくれるんだ」と驚いています。
Q. 先生やスタッフの負担軽減にもつながりましたか?
橋本さま:
私やスタッフの精神的な負担がとても軽くなりました。
前の職場で常に感じていた夜間・休日対応への不安やストレスを、感じることがなくなりました。そのおかげで、私も休日を心から楽しめますし、気持ちも前向きでいられます。スタッフも同様で、翌朝ポータルサイトで丁寧な対応記録を確認しては、皆ホッとしているようです。
以前は日勤帯で一生懸命診療にあたり、信頼関係を築いても、夜間の質の低い対応一つでそれが台無しになることが何度もありました。
ファストドクターのおかげでその心配がなく、安心して日々の業務に集中できます。それがスタッフのモチベーション維持に役立ち、結果的に離職率の低下にもつながると確信しています。
Q. 外部の連携機関との関係にはどのような変化がありましたか?

橋本さま:
外部の連携機関からの紹介が増え、地域医療に変化を感じました。
以前の法人での夜間対応が悪かったために、疎遠になっていた訪問看護ステーションがありました。
しかし開業してからファストドクターを導入すると、「夜間休日もしっかり見てくれるなら安心できる」ということで、再び患者様をご紹介いただけるようになったんです。これはスタッフの頑張りが正当に評価されたとの事で本当にうれしいですし、地域での信頼回復と関係強化にもつながっています。
Q. サービスを利用されて、特に「安心して任せられるな」と感じた出来事などがあれば教えていただけますか?
橋本さま:
導入前より、ファストドクターの先生が慎重に判断してくださり、かえって信頼感が増したことがあります。夜間休日に初めて診る患者様、特にインスリン投与のようにリスクの高い治療では、限られた情報で安全な判断をするのは非常に難しいものです。
実際に、インスリン自己注射ができない認知症患者様の血糖値が500を超えたときのことです。訪問看護の方が当直の先生にインスリン指示を仰ぎましたが、すぐに返答がありませんでした。
スタッフは心配していましたが、私は納得していました。初診で低血糖リスクもある患者様に、カルテ情報だけですぐに判断するのは危険だからです。
時間がかかったのは、先生が安全性を最優先に、時間をかけて慎重に検討してくださっていると感じました。主治医なら即答できても、初めての患者様に時間をかけ安全を優先するからこそ、本当に責任感のある対応だと思います。
難しい状況でも安易に判断せず、患者様の安全に向き合ってくれる。だからファストドクターは安心して任せられると再確認できました。
Q. お看取りの際の対応はいかがでしたか?
橋本さま:
開業してからまだ日は浅いですが、お看取り対応も既に何度もお願いしています。本当にデリケートな場面ですし、ご家族様にとっても、とても貴重な時間です。
その点でも、ファストドクターには安心して任せられています。お看取り対応後、必ずご家族様に連絡して様子を伺うようにしていますが、これまで一度もご家族様から不満の声を聞いたことがありません。
「丁寧に対応していただいた」「穏やかに見送ることができた」といった感謝の言葉をいただくことばかりです。最期の時間を安心して過ごしていただくためにも、質の高い当直体制は必要だと改めて感じています。
Q. 在宅医療において、特に夜間・休日の体制構築について、先生の考えを教えていただけますか?

橋本さま:
在宅医療で患者様やご家族様が最も不安に感じるのは、やはり夜間・休日の対応です。ここはクリニックにとっても大きな負担であり、良い医療を続けていくためには充実した夜間体制が必須ですが、無理のない体制づくりが本当に大切だと思います。
決して自院だけで抱え込まず、信頼できる外部サービスに委託することをおすすめします。
Q. そのなかで、ファストドクターを勧める理由は何でしょうか?
橋本さま:
ファストドクターは、コストパフォーマンスが非常に高く、自信を持っておすすめできるからです。
夜間休日の在宅当直は、質の高さを維持しようとすると大きな負担がかかります。私自身も長年経験しているので、その大変さはよくわかっています。
その経験から見ても、ファストドクターのサービスは料金に対して非常に質が高いものです。丁寧な対応、的確な判断、処置内容、対応の速さ、どれも満足のいくレベルです。この料金でこれだけのサービスを提供できるのは、正直驚いています。
ですから、料金とサービスの質を考えると、ファストドクターは大変満足しています。
Q. 最後に、ファストドクターの導入を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。

橋本さま:
在宅医療を続けていくうえで、負担の大きい夜間・休日の体制構築は難しい課題です。先生が一人で無理に抱え込むと、ご自身の心身をすり減らすだけでなく、スタッフにも大きな負担とストレスを与えてしまいます。夜間休日体制は、地域の連携機関との信頼関係にも影響します。
その点、ファストドクターにお願いすれば、夜間・休日の対応に関するストレスからは解放されますし、「導入して良かった」と感じられるはずです。
安心して夜間休日を任せることで、先生もスタッフも日中の業務に集中でき、精神的な余裕も生まれます。質の高い対応は、患者様やご家族様の満足度向上はもちろん、スタッフのモチベーション維持や定着、地域の連携機関からの信頼にもつながります。
ぜひ前向きに、ファストドクターの導入を検討いただきたいですね。
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